【私もあなたも知らずにやっていた!?】人生で損する質問の仕方について

人生や生活について

良い質問は、相手の気持ちや考えを引き出し、自己肯定感や自己効力感を高め、相互理解や信頼関係を築くことができます。

しかし、質問の仕方を間違えると、相手の気持ちや考えを否定し、自己否定感や自己効力感を低下させ、相互理解や信頼関係を崩すことになります。

では、具体的にどんな質問が反するのでしょうか?

以下に4つの例を挙げてみました。

  1. なぜ?という質問

例:「なぜそんなことをしたの?」「なぜそう思うの?」

なぜ?という質問は、相手の行動や思考の理由を探ることができますが、同時に相手に責められていると感じさせることがあります。
特に、感情的な状況や対立的な関係では、なぜ?という質問は攻撃的に受け取られやすく、相手を防御的にさせます。
その結果、本音が聞けなくなったり、関係が悪化したりする可能性が高まります。

質問例:「どんなことがあったの?」「どう思ったの?」(WHYでは無く、DO主語)

どんな?やどう?という質問は、相手の行動や思考の背景や状況を聞くことができます。
また、相手に責められていると感じさせずに済むため、相手がオープンに話してくれる可能性が高まります。
その結果、本音が聞けたり、関係が改善したりする可能性が高まります。

  1. 本当に?という質問

例:「本当にそれでいいの?」「本当にそう思ってるの?」

本当に?という質問は、相手の言葉や気持ちを確認することができますが、同時に相手の言葉や気持ちを疑っていると感じさせることがあります。
特に、自分と意見や価値観が異なる場合は、本当に?という質問は否定的に受け取られやすく、相手を不快にさせます。
その結果、コミュニケーションが途切れたり、対立したりする可能性が高まります。

質問例:「それで満足してるの?」「それがあなたの考え方なの?」

質問例:「それで満足してるの?」「それがあなたの考え方なの?」は、相手の言葉や気持ちを確認することができます。
また、相手の言葉や気持ちを尊重していると感じさせることができます。
特に、自分と意見や価値観が異なる場合でも、PERP法に沿った質問は受け入れやすく、相手を安心させます。
その結果、コミュニケーションが続いたり、理解したりする可能性が高まります。

  1. ~しないの?という質問

例:「勉強しないの?」「ダイエットしないの?」

~しないの?という質問は、相手の行動や意思を促すことができますが、同時に相手にプレッシャーや義務感を与えることがあります。特に、自分の期待や基準に沿わない場合は、~しないの?という質問は干渉的に受け取られやすく、相手を反発させます。その結果、行動が変わらなかったり、関係が悪化したりする可能性が高まります。

質問例:「~したいと思ってるの?」「~するとどうなると思う?」

質問例:「~したいと思ってるの?」「~するとどうなると思う?」は、相手の行動や意思を促すことができます。また、相手に選択肢や自己決定権を与えることができます。特に、自分の期待や基準に沿わない場合でも、よい質問は支援的に受け取られやすく、相手をモチベートさせます。その結果、行動が変わったり、関係が改善したりする可能性が高まります。

  1. ~でしょ?という質問

例:「あなたもそう思うでしょ?」「あなたも同じだったでしょ?」

~でしょ?という質問は、相手の意見や感情を確認することができますが、同時に相手に自分の考えや感じ方を押し付けることがあります。特に、自分と異なる場合は、~でしょ?という質問は強制的に受け取られやすく、相手を困らせます。その結果、コミュニケーションが途切れたり、対立したりする可能性が高まります。

質問例:「あなたはどう思うの?」「あなたはどう感じたの?」

質問例:「あなたはどう思うの?」「あなたはどう感じたの?」は、相手の意見や感情を確認することができます。また、相手に自分の考えや感じ方を押し付けずに済むことができます。特に、自分と異なる場合でも、PERP法に沿った質問は尊重的に受け取られやすく、相手を安心させます。その結果、コミュニケーションが続いたり、理解したりする可能性が高まります。

この他にも、さまざまなシチュエーションで文言は変わると思いますが、
以上を参考にして、相手の状況や感情・言葉から適宜、自分自身も質問力を
磨いていきます。

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